新婚夫婦のマンションリフォーム

建築主の生活スタイル

新婚の夫婦。まだまだ若いふたりの、新世界のスタートです。ですから、生活スタイルをつくるのはこれからでしょう。
ふたりで歩くときも手をつないでいる熱々ぶり。私もどこに目をやればいいのか?という状態です。

建築主の要望

中古マンションを職入したのですが、一番大きな問題は、カビがすごいということです。とにかくこれをなんとかしてもらいたい。
また、室内が暗くてどうしようもないので、明るくしてほしい。清潔感のある家にしてほしいのです。
ふたりとも若いので、モダンなイメージが希望です。
そうそう、リビングは広く、明るくできますか?それとキッチンは対面式がいいですね。

リフォームのポイント
キッチンの移動は可能ですが、排水の関係で、キッチンの床が少し上がります。カビについてはまず滅菌処理をして、その上に断熱材を施しましょう。
6帖の和室をなくし、リビング・ダイニング・キッチンを広くした。曲面を使って広がりを出したのもポイント

工事内容

すべてをいったん撤去して、全面リフォームを行ないました。
驚いたのは、コンクリートの梁の鉄筋がむき出しになっているという欠陥でした。
このことは施主に報告し、管理組合で対応するように伝えて、モルタルで補強しましたが……。

また、上や隣の住戸の排水管が、室内に入り込んでいました。昔のマンションではこのようなことが多いものです。

コンクリート壁全面にカビの発生がすごかったので、まず調査を実施しました。
ボードや床の一部を撤去し、下地がどのような状態かチェックしたところ、下地までカビが発生していました。
それも多壁に!もっと鷲いたのは、外壁に断熱材を入れていないという手抜き工事でした。
そこで壁全面の滅菌処理を入念に行ない、断熱材をすき間なく入れて下地としました。

後日談ですが、以前入居されていた家族の子供ふたりがひどいぜんそくで、命の危
険まであったそうです。どうやらこのカビが原因だったらしいです。
まともな工事監理者がいないことが施工の手抜きを許し、そこに住まう家族の健康まで損なわれてしまう。悲しい現実です。
他の施工例は→にあります。

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